私は子供時代、複雑な生い立ちから
自分には居場所がないと思って育ちました。
16歳で独立し一人で生き抜いてきたこと、
大人になり大切な家族ができ、
育児をしていく中での葛藤や喜びも、
全てが今の作品作りにつながっています。

当たり前のことなど何もない…
家族揃って一緒に食卓を囲むこと、
おはよう、おやすみ
いってらっしゃい、おかえりが言えること
怖がらずに眠りにつけること、
夜中目が覚めた時に
すやすや眠る姿が近くにあること。

そんな奇跡の日々を
忘れたくない瞬間の思いを
動物の姿にしてパステルアート
という作品として表現しています。